『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

あなたは大殺界の該当者か?

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四柱推命の鑑定では、

生年月日・出生時間(大体でも)・出生地のデータが必要です。

その運勢を観ていくのには、上記の情報に

毎年変わる年運(今年はみんなにとって乙未)と、

10年ごとに変わる大運(10年間影響を受け、人によって異なる干支)

というものを加え、鑑定していきます。

例えば、Aさんという方に、

来年から「癸酉(みずのととり)」という大運が巡るとします。

10年間の運勢に関わってくるので慎重に観ていくのですが、

その時に参考になるのが、

過去に巡ってきた年運「癸酉」の一年が、どういう一年だったか?

というデータなんです。

一番近い過去で、平成5年が「癸酉」の年でした。

その前は、その60年前になるので、昭和8年です。

Aさんにとって、その平成5年がバラ色だった場合は、

来年からの10年間も、バラ色になる可能性は高くなります。

もちろん平成5年に巡っていた大運も考慮し、

推測しなければなりませんが。

このように四柱推命では、

過去のデータが、未来を読み解くカギになることは多いです。

巷には大殺界というものが広がっていて、

今でも信じている方は少なくありません。

大殺界というのは、四柱推命の空亡(天冲殺)というものに、

西暦で偶数年生まれは空亡の前年の1年を足し、

奇数年生まれは空亡の後年の1年を足し、

3年間で観るものです。

新しいことを始めちゃダメとか、結婚はダメとか、言われていますが

そうではなく、開運期になっている人も結構いるわけで、

「大殺界は清算の時」と考えるのが自然かな、と思っています。

でも、どうしても気になってしまう…というのなら、

大殺界は12年サイクルですので、自分が大殺界だった年を思い出して、

その時どういう運気だったのかを確認してみるといいかもしれません。

こういう 見やすいページ がありました。

不思議なもので、大殺界を信じている占い師に限って、

実際に、大殺界の時に辛い経験をしている印象があります。

信じているから引き寄せたのか、ニワトリが先か、タマゴが先か…。

仮に、前回の大殺界の期間が悪かったという人は、

次の清算のとき(大殺界)まで、今を一生懸命生きることのみです。

 

高天麗舟