『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

仏像手相鑑定の旅、無事終了!

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仏像の手相を (勝手に!) 鑑定して巡る「仏像手相鑑定の旅」、 10月1日(日)の午前に無事終わりました。

アートテラー・とに~さん、 参加してくださった皆様(全員で15名ほどいらっしゃったでしょうか)、 本当にお世話になりました。ありがとうございます!!

am8:00 護国寺 からツアーは始まり、 まずは30分ほど簡単な手相のレクチャー。

質問されたことには出し惜しみせず、全部伝えるつもりでいたので 皆さまメモを片手にお話を聞いてくださったり、 隣の方と手を見せ合ったりされている皆様をみて 本当に嬉しく思いました。

中にはメモでなく、直接手のひらに 「運命線・生命線・感情線・知能線」と書き込んだ方もいらっしゃり 手のひらが“耳なし芳一”的迫力でいっぱいになっていました。(笑)

本堂はam9:00にならないと入れないため、 境内の仏像を二体ほど鑑定いたしました。

『才能モリモリなのに自らその才能を抑えつけてしまうタイプ』 という非常にもったいないタイプの憤怒相がありまして、 なんとも切ない思いがよぎりました。

そして目黒に向かいます。 途中、電車の中でこんな中吊り広告があるのを 皆さんが教えてくださいました。

だいすけお兄さんの手です!! 線はもちろん、この手の開き方といい、情報おてんこ盛りです。 私にとってはお御馳走のような広告でした。

目黒不動尊 着。

こちらは東京で一番大きい大日如来像だそうですが このように多くの仏像は印だったり、アイテムを握っていたりで 実は手相があまり見えません。

それでも仁王門の阿形吽形と石の仏像がいらっしゃいましたので そちらを本当に勝手に鑑定いたしました。

そして、上野の東京国立博物館(常設展)に皆で入り、 他のお客さんのご迷惑にならないよう解説する予定だったのですが 明らかに一般のお客様が紛れ込んでしまいまして(笑)、 ええい、どうせなら巻き込んでしまえぇ~!と 一緒に説明を聞いていただきました。

そしたら、その年配女性、 「あなた!(私のこと)、この仏像の説明書きを読まずに話したの? あなたの言っていること、ここに書いてある説明の通りよ!」 と、ビックリ顔で話し掛けてきました。

「そ、そうなんですか???」 …その仏像の由来と手相解説が似ていたそうです。

「何の団体なの??」と質問されましたので、 ここは、アートテラー・とに~さんにお任せし、 「仏像の手相をみて回るアートツアーです!」と答えていただきました。

とに~さんはどんな時でも堂々とたんたんとされていて、 本当に頼もしい方です。

2年ぶりという「仏像手相鑑定ツアー」、私も楽しみにしていましたが 改めて「手相は面白い!」と手相に対する情熱がわき、 手相と仏像の両方の知識をさらに深めたくなりました。

中国から日本に手相が伝わったのが、平安時代の中期で 一般の人々に広がったのは江戸時代。

というのは聞いたことありますが、

本当にそういう時代背景だったら、時代ごとの仏師の間で どれくらい手相が浸透していたのか…

仏像を依頼するなんて大事業だったでしょうから 手相というものを知っていたら、 工房の下っ端の手相なんて彫り込むワケないでしょうし…

日本に初めてやって来た第一号の仏像の手相が 「マスカケ型」だったために真似てみたとか…

謎は深まるばかり。(私だけか。笑)

歴史は苦手ですが、 手相と仏像の両方から時代を掘り下げてみたくなりました。

そうそう時代といえば、こんな看板が。

この境内はドローン禁止

こんな注意書き、いつから置くようになったんでしょ?

このツアーのおかげで もっともっと手相を勉強していこう!と思いました!! 本当にありがとうございました。

 

※この日の様子は、とに~さんのブログでもアップされています。 アートテラーのいちばん長い日

 

高天麗舟