書と占い「運」

書家・占い師 高天麗舟 が日常から考える「運」のあれこれ

運命線に合流する線

5年ほど前でしょうか、ある青年の手相を観ました。

大きな体格ですが、非常にシャイな方で 優しい人柄がてのひらから滲み出ており、 私の問い掛けに小さく頷き、言葉少なに答えてくれたのが とても印象的でした。

当時、学生相撲でかなりの成績をおさめていたそうで いろんな部屋からスカウトを受けているものの、 一体どこがいいのか、迷っている…とのことでした。

「複数の中から一つ選ぶ」のに適した占術は、 易やタロットなど卜占(ぼくせん)と呼ばれるものが得意なのですが 手相イベントだったので、その青年の年齢から近い流年の部分に 何か良いサインはないか?と確認してみました。

すると、青年の年齢の翌年を示す部分に…

上図のように、 運命線(黒)に流れ込む線(黄色)がハッキリと刻まれていました。 (※親指側からでなく小指側から合流してくるのがポイント)

これは影響線というもので、 良い縁や出会いがあることを表しており、その影響により その後の仕事や人生が発展していく…となります。

意外とよく見掛けるのは、中年男性のてのひらで、 その昔、素敵な女性と恋愛・結婚したことが見てとれます。

恋愛の出会いもそうですが、しかし恋愛に関係なく 人生の師となる人との出会いや 「あの時あの人と出会わなければ今の自分はなかった…」など 人生に良い影響を与えてくれる人との出会いの意味も強いです。

どの部屋が良いと具体的に言うことはできないけど、 とにかく良い親方のところへ行けるから、安心して大丈夫です。

と伝えました。

あれから時々思い出してはいたものの、 名前もわからず、どうなったのか調べようもなく 気になったまま数年が過ぎていきました。

そして今年。 いつものように何気なくSNSをみていたら、 偶然、その青年と思われる記事を見掛けまして 無事に力士になれていたことがわかりました。

良い部屋・親方の元に入れたのか 具体的なことはわかりませんが、 しみじみ「よかったなぁ~」と嬉しくなりました。

土俵の上では優しくなり過ぎないよう、 陰ながら応援しています!!

高天麗舟