ここ一年くらいゆっくり本を読むことをしていなかったので、 今月に入って空いた時間のほとんどを読書に費やしていました。 といっても、四柱推命の本ですが♪
四柱推命の名著“滴天髄(てきてんずい)”の最も重要な部分を 来年の書の作品にしようと決めたので、その和訳を読んでいます。
これがね、カッコイイの。(笑) その中の一文。
載天履地人為貴 順則吉兮凶則悖
なんじゃこりゃって思いますよね?手元の本によると、
この世の中では人間が一番に貴いものですが、その吉凶は、 命式が素直であれば吉く、その逆の素直でなければ凶いのです。
だそうで、「人間が一番に貴い」という部分には疑問が残りますが、 常々、素直でないと運は開かないなぁ~と思っていたところ、 あの滴天髄にも、そう書いてあったので感激してしまいました。
つまらない意地を張って、忠告を無視したり、 何でも穿った見方ばかりしていたり(してしまいますが。笑)、 これでは人が離れて当然です。 運を運んでくるのは結局「人」なので、これではどうにもなりません。
いや、しかし。 四柱推命というのは、生まれた瞬間に決まってしまうものです。
「じゃ~オレなんか、一生“凶”かもなぁ~」ということではなく、 例えば、今日(10/14)の23:00に東京で生まれた赤ちゃんの命式は、
甲癸丙乙 子亥戌未
でありまして、この漢字八字で生まれ持った性質を読みとるわけです。
たまたまこの例は、激しい相剋もなく、素直なタイプでしたが、 この時点で、みずから葛藤を生み出しがちな性質だなぁ~などと 想像できる場合もあるわけです。
でも、その人が葛藤の間にあるものに気づいて、 リラックスした生き方になれば、その後の運も変わりますし、 その前に。家庭環境や、巡ってくる運によっても色々変わってきます。
ただ、生まれながらに素直な命式の方と比較してしまうと、 そこに行きつくまでの時間や労力を要してしまうのは否めません。
ちなみに。 偏った命式の場合は、その偏りを強みに生きると順調に向かいます。
ということで、生まれ持ったものを観るのが四柱推命なのですが、 では、後からつけられる「名前」というのはどうなるのだろう?? と思いますよね。
実は、私が勉強している泰煌式生命法という姓名判断も、 「素直さ(精神バランス)」から観ていきます。
姓名判断といえば画数という印象をお持ちでしょうが、 その吉数・凶数においても、「素直さ」があれば凶作用は和らぎます。
その反対に、どんなに良い画数でも「素直さ」がなければ 行くところに行けない状態で止まる可能性が高いです。
四柱推命で生まれ持った運が多少傾いていても、名前が素直であれば 人に可愛がられ、運びが上手くいく可能性は高くなる… ということになります。
いずれにしても、素直さは開運への近道と言えそうです。
高天麗舟