『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

ちびっこたち、のびのび育ってね♪

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12月13日(日)、福島「本の博覧会」というイベントで親子の手相を観て来ました。(ひさしぶりの新幹線に興奮♪)

主催の方が、こんな風に整理券を用意してくださいました。

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本当にありがたい限りです。

その整理券も早めに嫁に行くことができ(笑)、「母・子」「父・母・子」「母・子・子」「母・子・子・子」「父・母・子・子」「おじいちゃん・孫」…など、さまざまな形のお客様がその整理券を握り、お越しくださいました。

一つの枠を平均3名で計算すると、18×3=54名。その他に、時間に遅れた方がいらっしゃって、その隙間時間にも3名の親子を鑑定。

さらに、ボランティアの女子大生軍団(笑)と関係者と…ナンダカンダで、最低でも70名は観させていただいたように思います。

ほんとうにみなさま、ありがとうございました!!

そうそう、「キャベツ太郎」を握りしめたチビッコの手だったり(笑)、思いっきり開いてくれた手にボールペンの落書きがしてあったり(笑)、自分の説明をたどたどしい日本語で一生懸命してくれたコがいたり(カワイイ)、いろんなコに出会えて本当に楽しい時間でした。

しかし今回のイベントに限ったことではないのですが、最近のチビッコたちの傾向なんでしょうか。人の顔色を気にしすぎてしまうコは多いです。

私の娘もそうなので、私自身も反省するところではあるのですが、色々な面で親にゆとりがないのかもしれません。

でも、そもそもナゼそうなってしまうのかと言えば、それだけ親がゆとりを持ちづらい社会(世知辛いぜ)というのも関係していると思います。

…の前に、親が人の顔色や世間体を気にする教育を受けてきたため、その影響を受けてしまう、というのもあるかもしれません。

私はまだ11年しか育児を経験していませんが、現時点で感じているのは、親の仕事というのは、子が困難に直面した時に自分で立ち直れるチカラをつけてあげることかなぁ~ということです。簡単に言うと、子が自信を持てるよう育てる、ということでしょうか。

自信をつけさせるというとちょっと大袈裟かもしれませんが、例えば、「あんた、大丈夫なの?」と言われ続けた子供と、「あなたなら大丈夫!」と言われ続けた子供と、どっちが精神的に強いかと考えると、恐らく後者なのではと想像できます。

と考えると、やはり

親が無条件に子供のそのままを信じて愛して可愛がることができるかどうかで、子が一生を自信を持って過ごせるか・そうでないか、が決まる

…のではないか?と。

そして、親に存分に可愛がられた自信さえあれば、長い人生で八方塞がりを感じるようなことがあっても「自分はどんな時でもなんとかできる人間だ!」と再生できると思うのです。

私の娘には障害があって、3歳まで歩くことも話すこともしませんでした。当時の私はなんとか健常児に近づけようと、それはそれは必死でした。

しかし、私の思うように娘は発達せず、よく焦ってイライラして、毎日のように怒っていました。

今思い出してみれば、赤ちゃんの頃の娘の手相には「人の顔色を気にする」なんて相は出ていませんでした。

娘を委縮させたのは、私かもしれません。その可能性は十二分にあります。

が。

そんなこと知らなかったんだから仕方ありません。(笑)

だから今、ひたすら可愛がっているんです。ヨダレ垂らしてても、何言ってるかわからなくても、布団に地図かいても、ただ可愛いです。

成長したら成長したなりに、また考えや感じることも変わってくるのかもしれませんが、しばらくはこの調子でやってみようと思っています。

とにかく、日本中の、世界中の子供たちが、子供時代をたっぷり味わいながら過ごし、ゆっくり大人になっていけたらいいなぁ~と思っています。

福島のみなさま、ありがとうございました!!!

 

高天麗舟