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先日、渋谷アップリンクで『牡丹の囁き』という緊縛師のドキュメンタリー映画を観てきました。
しかもその日は、緊縛師:奈加あきら氏による緊縛パフォーマンス付。
痛いこと・ツラいことを苦手とする凡人の私には、映画を観終わっても理解不能なままだったのですが、ひとつモーレツに感激したところがありました。
映画の中で、緊縛師の奈加あきらさんが(具体的な言葉は忘れましたが)「物を縛っているんじゃない、女性を縛っているんだよ。だから相手の反応を見ながらやらないと…」といったことをお話されていました。
これを聞いて、ひとつの思いがよぎりました。「あ~、アレと同じだな」と。
(笑)
実際、大切に大切に女性を扱うんですよ。縛りながらも。こんなカンジで↓↓(左上の写真に注目)
奈加さんの手つきや態度っていうんでしょうか、観ているだけで、こちらまで恍惚としてしまうというか、ウットリしてしまうワケです。
オトナなのよ、オトナ。オトナのオトコの余裕っていうの??
これはヤバいなぁ~♪たまらないなぁ~♪と、一人コーフンしていたのですが、一緒に観ていた友人にそれを話すと、やはり同じところに感激したとのこと。
私も年上好みだけど、彼女も年上好みで、我々のように本来は甘えん坊ちゃんなのに、意地っぱりで、肝心なときに左脳が働いて、面倒で、甘えられない扱いづらい困った人間には(笑)、たまらないものがありました。
そして、上映後に緊縛パフォーマンスがあったのですが、目の前で観ても奈加さんの女性を扱う様子は極上だったわけです。女性がいっちばん綺麗に見えるよう注意しているのが伝わりました。
オトナだわぁ~♪
なんですが、わからないのが縛られる女性の気持ち。
途中で喘ぎ声を出したり、嬉し泣きをしたり、その気持ちがわかるような、わからないような、わかりそうな、でもわからない、みたいな。(笑)
で、終了後に友人と縛られ役の女性にインタビュー。(しかし、ここは入り込んだ話過ぎるので割愛。写真で楽しんでください。)
そして、監督と緊縛師の奈加さんとも少しお話しできたので、
「奈加さんの女性を扱う様子に感激しました。」と友人と打ち明けると、
「あのね~、緊縛師でも縛るのに一生懸命になっちゃって、女性の反応を見られない人がいるんですよ!!」と。
私、思わず、
「今の日本の男性(監督がフランスの方なので、あえて日本とつけた。っていうかフランス男子のことはわからないので。)のセックスって、女性の反応を見てない人、多くないですか?なんか共通してます。」
すると緊縛師、手をパンと叩いて私を指さし「そうなんだよ!!」と。(笑)
や~~~っぱり!!
本当に少ないんですよ、女性の反応を見て調整できる余裕のある男性って。ほとんどが前のめり。自分のことでいっぱいいっぱい。
こういうオトナの男性を好む女性って、少なくないと思うのですが。
それとも、私と友人の二名だけなのでしょうか。(笑)
…やっぱりオトナはいいなぁ。
高天麗舟