『書と占い』

書家・占い師 の視点でみえた日常のあれこれ

自分に集中する

テレビや雑誌などで時々書家と呼ばれる方の作品を見掛けますが、 正直、ただ「はらい」や「ハネ」を絵画的に飾っているだけじゃ…? と、思ってしまうようなことはたくさんあります。

芯がないのに装飾だけバッチリ施された書などを見てしまうと なんとも虚しい気持ちでいっぱいになります。

話は変わりますが、 最近読んだ占いの本に共通することがありました。

内容自体はとても参考になるのですが、 著者が他者の占い方を痛烈に批判しているところです。 これが読んでいて不快不快。(笑)

ご自身の占い方に自信があるから出版されたと思うのですが、 そんなに自信があるなら他の人のことなんか放っておけばいいのに、と どーでもいい感想が残ってしまいました。

…ここが落とし穴なのかもしれません。

私も目の前の作品から芯の有無が感じられるようになってきた辺りから 人の作品のアラが目につくようになってきました。

私でさえそうなんですから、出版された先生方から見れば、 世間の占いにバカバカしさを感じることは星の数ほどあるでしょう。

自分のやっていることこそが真実だという 自負があればあるほど陥りやすいものなのかもしれません。

ただ、更にもう一歩先へ進むのなら、そういったことをいかに放って どのくらい自分自身や自分の仕事に集中できるか?が 重要になってくるのだろうなぁ~と、気づきました。

一流であるためには、知識も大切ですが、 血や肉になった教養がないと成り立たないと思うので。

占いも書も、その人その人に見合う持ち場が必ずあると思うので、 私は私で、自分に集中していこうと決めました。

だって、そこが芯なんだもん♪

 

高天麗舟