『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

不本意ながら幸運へ

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先日、私の下半期の運勢がどういった感じとなるのか、 易をたててみました。

残念ながら、自分の思いとは別の流れでありまして。でも、 思いと反れることで幸せというか、反れた方が幸せなんだそうです。

う~ん。面白くないけど納得です。

そもそも何で下半期の運勢を占おうとしたかというと、 実際ここ最近感じている流れが、自分の思いと違ってきているんです。

私は基本的に組織嫌いで、 これまで何事も自分で切り開いていきたいという思いで生きてきました。 そこに満足感というか、達成感を感じるものですから、 人や組織に属すること自体、「自分、負けたな」と拒否したくなるんです。

が、しかし。 どうにもこうにも、自分の思いから引き離されていく今日この頃。 属していることで、ススーッ♪と進んでいるのがわかります。

客観的にみると贅沢な不満なのですが、 なんてったって性分に合わない状況ですので、かなり戸惑い、 生きることに手を抜いているような、 また、自分は自力では何もできない人間なのか?と責めるような、 「なんとも面白くない状況」と、半ば腹立たしく感じているのです。

四柱推命でも、こういった状況はよく表れていて、 残る問題は「あとは自我をどう扱うか?」だけといった感じです。

しかし、落ち着いて考え直してみると、自分の望む形にこだわり過ぎて、 得られるものを得られずに終わってしまうことって 少なくないのかもしれません。

書を書いていても、自分で「こういう作品を書きたい!」とこだわると、 最大限に書けた場合で、そのこだわり程度のものしか書けないわけで、永遠にそれ以上のものは書けません。

また育児においてもそうでした。 私も一時、娘を健常に近づけようと一生懸命自分の思う健常に向けて療育・教育していましたが、かえってそれが娘の伸び代に制限をかけてしまうことでもあるのだと、途中で気づきました。

やっぱり人間の考えることなんて、たかが知れています。 自分の理想を追うことで、理想以上の、想定外の幸運に出会えなくなってしまうなんて、もったいないですね。

結局、自分で流れを拒否しているだけでした。 甘え嫌いなところを「ええぇ~い、委ねてしまえぇ~!」と変えるだけで、思ってもみなかった幸運に出会えるのなら、 勇気を出して身を任せればいいんだ!と、今、書きながら思いました。

元気出てきました。(笑)

 

高天麗舟