『書と占い』

書家・占い師 の視点でみえた日常のあれこれ

突き付けられて

昔、同じ職場で働いていた女子がいるんです。

当時の社長には大変申し訳ないんですけど、 私、彼女と話すために会社に行っていたようなもので、 毎日彼女と仕事帰りに1~2時間お茶をし、「これでもか!」というくらい 下ネタやらを話して(笑)、涙が出るまで笑いまくる日々を送っていました。

その後、私は別の職場に移り、そして妊娠・出産。 彼女もしばらく経って、次の職場へと移りました。

職場が別々になってから、彼女には試練の連続が待っていて、 時々は会っていたのですが、会う度に元気がなくなっていく様子でした。

しかし、私の方も慣れない上に、イレギュラーな育児に追われる日々で、 なんとな~くそのまま連絡が途絶えてしまいました。

ところがなんと! つい最近、ひょんなことから彼女との連絡が復活しまして、 とにかく「会いたいー!」とメールを送りました。

が、その返信を読んでビックリ。 「実は私、ガンになってしまいまして、今、抗がん剤治療しているんです。 髪も眉毛もまつ毛もないけど、頑張ってます♪」と。

それでも雨の中待ち合わせの場所に来てくれた彼女。 とってもカツラが似合っていて、最後に会った時よりどう見ても元気。(笑)

連絡が途絶えていた10年もの間、 彼女には更なる試練が待ち受けていたそうで、

「この環境では自分はガマンするしかないし、やりたいこともできないし、 私の人生、ただ仕事だけしていくんだな…と、夢も希望もなく仕事をしていたら、かなり進んだステージのガンが見つかっちゃって…」

「それで私、このまま終わってしまうのかな…と考えたんです。そしたらあ、あれもやりたい!これもまだやってない!って、自分の欲と言いましょうか、まだいっぱいやりたいことがあることに気が付いたんですぅ~! だから、それからガマンしていたことをぜ~んぶやめて、 面倒な人からの連絡も切って(笑)、やりたいようにしてるんです♪」

「それで私、わかったんです。ガマンは美徳ではないんですよ。 自分は自分、人は人。これが一番です!」

究極を突き付けられた人の言葉というのは、すごいチカラを持っていて やっぱり“やりたいことをやる”というのが自然なんだと思いました。

四柱推命をみていても、いかに「自分は自分、人は人!」と割り切り、 自分の人生に集中していけるか?が課題になっている人は多いです。

彼女と連絡が途絶えていた期間は、 それぞれ学びというか骨太になるために必要な期間だったようです。 そういうのを越えると、自然とまたこうして繋がれるものなんだなぁ~と しみじみ感じております。

見た目はもう完治してる雰囲気の彼女と、また泣くまで笑える時間を過ごせると思うと、今から楽しみでどうにもなりません!

何年経っても、こうして会えることが本当にうれしいです!!

高天麗舟