『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

藝文東京ビエンナーレ、終了。

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11月20日(日)~23日(水)、 東京芸術劇場で開催いたしました「藝文東京ビエンナーレ」、 無事、終了いたしました。

お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。

あ。その前に。 藝文東京ビエンナーレって?と、今も思われているかもしれませんね。 簡単に言うと、ジャンルを問わない展覧会です。

昨年、我が師、野尻泰煌先生が 「展覧会っていうと、絵画は絵画、書は書、っていう感じでジャンルが限られてるじゃない?そういうのを問わない芸術祭があったら楽しいね!」 という思いつきのような?理想?から始まった騒動?(笑)

まぁ~そこからてんやわんやですよ。 まず、賛同してくれる方々を探し「藝文会(げいもんかい)」を立ち上げ、 顔合わせのような食事会やら機関誌の発行まで。 去年・今年とコマゴマ、よ~く働きました。

ところが、この藝文会。 現在、「男性9名+男性みたいな女性4名」で構成されているもので、 打合せも小さいところに躓かず、建設的に進み、 第一回目にしては、とても和やかにスムーズに楽しく開催できました。

個人的には、この藝文会の活動を通して、 集団嫌いの私なので、もしかしたら一生経験することなく終わったかもしれない経験を積むことができましたし、 またひょんなところで自分の個性というか、特長に気づくこともできました。 さらに、現在の自分を客観視することもできました。 大袈裟かもしれませんが、結果的に人の幅が広がったような気分です。

特に、原稿の締切や連絡の有無など、 私の想像するものとは違う状況になる場面では、 「まぁ、それはそれで。じゃ、次にどうしたら良いのか?」 と、機械的に気持ちが働くようになっていたのには自分でも驚きました。 (育児のおかげかな。私、成長していたようです。よかった!笑)

ここで自分の理想が硬すぎると衝突の原因になってしまうものですが、 それが昔の自分では考えられないほど柔軟になっており、 今回の経験で、更にそういう面での幅が広がったようにも感じています。

何でも経験してみるものだなぁ~と思う今日この頃です。

「みんなの状況を受け入れながら、ベストな状況へともっていく」 個人事業だけでは経験できなかったことです。 お世話してくださった12名のみなさま、本当にありがとうございました。

さて、会場の一部です。 私の立華(生け花)はこんなカンジ。 15181632_1273247459415856_3827289926952509197_n

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次回は2018年を予定しております。

ありがとうございました。

高天麗舟