『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

スタジオクーカ見学記1

先月の話ですが、神奈川県平塚市にあるデザインスタジオ
スタジオクーカ へ見学に行って参りました。

本日の活動 というブログに載せた
ブックカバーの絵の作者が所属している障がい者福祉施設です。

もうね、このセンスにシビれます。

出入り口


その横の塀


玄関入ってすぐ


私は過去に数か所の障がい者施設の見学をして参りましたが
どの企業や施設も、代表の方はウルトラ魅力的です。


そして、このクーカの社長もヤバいです。(笑)
落とすだけ落としてどこかに行ってしまいそうな自由人。
好きになってはいけない典型的なタイプ…のような印象。
(あくまでも個人的な、勝手な印象です。笑)


そのお人柄のおかげもあって、施設内の空気も本当に自由です。


一般的な障がい者施設で行われている作業というのは、
段ボールを組み立てたり、
内職のような、単純作業が多いものなのかなと思います。


こちらも設立当初(何年前か確認中)は、
ボールペンに芯を入れる作業チームとデザインチームと、
二つあったそうです。


デザインチームといっても、たっぷりの糊で紙を貼るとか
絵具をたっぷりつけて紙の上にダラダラたらしながら塗るとか、
健常の人からみたら「失敗」にうつるような制作光景。


しかし、その「汚し方のすごさ」というのが「彼らの表現」であり、
彼らにとっての「心地よさ」が「アート」だと、社長は思ったそうです。

もう、ここに気づいたところが、
普通の人の感覚とは違った社長の鋭さを表しています。
…ちなみに社長はアートの経験はないそうです。


しかし、デザインチームに配属された障がい者の方々、
はじめは戸惑ったそうですよ。
特別支援学校などで、作業というものを叩き込まれてきたわけで
それをやらなければいけない、できなければいけない!
と、とことん教え込まれてきたので、
こんな自由でいいの?と思ったようです。


そして障がい者のやりたいものをプログラムとして組立て、
彼らの「心地いい」を表現する=アート
ということで、障がい者施設の作品展などに出したそうです。


が、その展示会場のセンスのなさに愕然として、しまいには、
彼らの作品がゴミと間違えられて処分されていたというアリサマ。


もう二度とこんなところに出すもんかっ!!と思ったそうです。


そして原宿のギャラリーで展覧会を開く運びとなりまして…


つづく。