他者の言動や仕事、パフォーマンスなど
人の悪いところや弱点というのは、すぐに気づくものですが
良い点を見出すのは意識しても難しいですよね。
ネットが批判コメントでよく荒れるのは
こういう面を持つ人が大多数である証かもしれません。
と書いている私も、残念ながらこのタイプなのですが
昨年、弟子の展覧会用の作品を選ぶ際に
悪いものを落とすのではなく、
良いものを選んでいた自分にふと気づきました。
いや。選んでいたというより、良いものは作品の奥から
書き手の意外な強さやしなやかさといった「+α」の発露があるので
自然とそちらに目が向いていました。
そしたら世界が広がったというか、なんというか。
イヤなところに焦点を合わせるより、私自身が圧倒的にうれしく、
まるで人間の奥底に流れる神性に繋がったような感覚でした。
だからといって私が急にイイ人になるわけもなく、相変わらずなのですが
とにかくこれが正しい視点なのだろうという発見でありました。
その頃から?か、
人の言動や物事においても多少角度をつけて見られるようになり
テレビを見ていてもケチつける回数がグッと減りました。笑
話変わり、神田沙也加さんの件がショックだった私は
お正月休みに精神科医 樺沢紫苑先生の、このYouTubeを見ました。
ユダヤ経のこんな教えがあるそうです。
10人の人がいるとしたら、そのうちの1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうちの2人は、互いに全てを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ
~精神科医 樺沢紫苑 先生曰く「好意の1対2対7の法則」~
袖振り合うも他生の縁。このYouTubeをみて、
相手の好きなところ、良いところ、好意的な意見は積極的に伝えていこう!
と改めて思いました。
私もこの動画を真に受け「誰かが応援してくれている!」と固く信じ、
2022年を過ごして参ります^^
みなさま今年もよろしくお願いいたします。
高天麗舟