手相のYoutubeを始めて一年が過ぎました。
システムに乗っかってより多くの視聴者さんに届けてもらうため
(残念ながら)配信者は目立たせるための工夫を少ししなければなりません。
これがどうにも苦手な私です。
手相の一面だけをクローズアップさせる表現だけはしたくないので
結果的に毎回地味な(堅実ともいいますが)サムネイルと内容になっているのですが
伝えきれないことが出始めてきたのもあって
思い切って今年2月に「手相おはなし会」という企画を立ててみました。
これまで頼まれて講演をすることはありましたが
誰にも頼まれてもいないのに企画するってどうなのよ?と
自分に“おこがましさ”を感じながらも
それでも思い浮かんじゃったので、やってみようと思いました。
そして3月から毎回動画の最後に宣伝するという
視聴者さんからみたら「毎回しつこいな!」としか思われないようなことを
繰り返しました。
3~4月は「これは伝えたい」というものが浮かんだらすぐにスマホにメモ。
いくつか溜まってきたのはいいけど
その点と点をどうやって繋ぐ?どうやって結論に持っていく?
というのが私にとっては難しく、課題でした。
しかも約90分を一人で話すという難儀。
考えに考え、でもまとまらず、翌朝目覚めとともに思い浮かぶ…という感じ。
本当に人間の脳ってよくできていて、リラックスしている時に閃くんですね。
最後の方はそれをアテにして、考えに考えて寝る!という日々でした。
ヤバイことを企画したと思う日もあったり、
知能線・生命線の離れ型なので、それを面白いと思う日もあったり、
そんな日々でした。
しかも、やっと動画編集には慣れてきたものの
パワポをつくることは今回が初めて。
「どうやったらこの画像の次にこれをポンッと出せるのか?」
ネット検索の日々。
さて…
興味を持ってくださる方はいらっしゃるのか??
一人でもお越しくださる方がいれば全力でお伝えしようと
腹を括って募集しました。
初めてYoutubeの最後に宣伝を入れた次の日、
アッという間に4名ものお申込がありました。
本当にほんっとーにうれしかったです。
そして、定員以上の方にお申込をいただき、当日を迎えることができました。
ふと、不思議な気持ちにもなりました。
私が、Youtubeをやっていなければ
私に「おはなし会やってみたい」という思いが浮かばなかったら
あの場はなかったのか…あの出会いはなかったのか…
と。
出産したあとに感じた「いなかった人がいる不思議さ」と
似たものを感じました。
参加してくださった方には
いろいろとご迷惑をおかけしたところもあったと思いますが
本当に感謝しかありません。本当にありがとうございました!!!
またどこかでみなさんとお会いできたら嬉しいです。
高天麗舟