『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

恨むな!危険!!

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今日はちょっと私個人がコワイと思った話があるので、書きます。

時々お会いするだいぶ目上の占いの先生がいるんです。 いつも穏やかな口調で、まず乱暴な話し方はしません。

なんですが、2~3か月前にお会いした時、 突っかかるような口調だったり、かと思うと急にニコニコしたりと、 少し様子がおかしくて、 「今日何かおありだったんですか?」という雰囲気でした。

先日、それから久しぶりにその先生にお会いしたのですが、 その時にはいつもの先生に戻っていらっしゃいまして、 私、思わず 「正直に申し上げますが、前回お会いした時、少し様子がヘンでしたよ。 もしかしたら、念というか…生霊じゃないですか?」 と言ってしまいました。

すると先生、 「実はその頃、私もそう感じていて、毎朝あるお経を唱えていたんです。 2週間くらいでいなくなりました。」

…さすがです。

「どなたからの念か、心当たりはおありなんですか?」 と質問をすると、私も存じ上げている方のような様子。 (…一人、思い当たる人が…)

考えてみると、あの時の様子がその方の態度と合致するんです。 今思えば、乗り移られていたような、そんな雰囲気でした。

そして、その先生が私にあることを教えてくださいました。

「私のように運の強い人間は、恨まれてもあの程度で済むんです。 それだけでなく、相手が恨んできたエネルギーが、 私のプラスとなって働いていくものなんですよ。」

驚きましたが、言われてみれば納得です。まったくの恨み損ですね。

また、念というものは、宅配便と同じで、 相手が受け取らなければ、送り主に戻ってくるものでもありまして。

むやみやたらに人を恨むものではないですね、本当に。

あ。

「じゃ、運のない、気の弱い人間なら恨んでも害はないのか?」 と、思われる方もいらっしゃる?苦笑

当然、それもダメです。(笑)

なぜ、恨むのか。恨みたくなるのか。 その根っこにはどんな感情があるのか。 よ~く自分の感情を観察して、分析することが大切です。

簡単に人を恨んだりするものではありません。

 

高天麗舟