書
泰永書展、おかげさまで無事終えることができました。会場に足を運んでくださった皆様、ネットから応援してくださった皆様、本当にありがとうございました! 今年、私は3点出展しました。(写真ボヤけててすみません) 木簡隷書/白居易【早春獨遊曲江】 行書…
「定礎」という文字を見掛けたことはありますか?ビルやマンションの入口付近に設置されているアレです。街中を歩いているとどうしても看板に目がいってしまい、最近は定礎板ばかり見ていました。 そうこうしているうちに私も本気で書きたくなりまして・・・…
易経「乾為天」の五爻「飛龍在天(飛竜天に在り)」という爻辞が大好きでこれまで何度となく書いてきました。 木簡隷書 草書 易を教えてくださった天童春樹先生にも草書作品を贈りました。2016年だったでしょうか。 作品にするにあたり、漢字自体の格好(字…
ほぼ毎日、筆を握って何か書いているのですが集中できる時とそうでない時があります。 部屋の机には常に墨と筆と半紙がセットしてあるので気分が乗らなくてもイスに座って筆を握りさえすれば休み休みですけど、1~3時間書き続けてしまいます。 でも時々、…
『突然ですが占ってもいいですか?』というテレビ番組、ご存じでしょうか。占い師の私も毎回録画して観ています。(ヤラセだったとしても面白い)BGMにどうぞ ↓↓ 相対性理論-マイハートハードピンチ 私の番組の楽しみ方は「この話の根拠、どの占術で出してい…
第31回 泰永書展 ~野尻泰煌追悼展~ 無事終了いたしました。お忙しい中たくさんの方にお越しいただき、改めて師の人柄が偲ばれます。本当にありがとうございました。会期中、中国メディアの方から突然取材を受けたり、中国の女性書家が見に来られたりと、小…
7月末、長野に行ってきました。初日の目的は書家・川村驥山(かわむら きざん)先生の驥山館、2日目は葛飾北斎の肉筆画美術館 北斎館と北斎が88~89歳で描いたと言われる天井画をみるため岩松院へと出掛けました。 私は川村先生の曾孫弟子にあたるそうで時々…
下記の通り、今年も泰永書展を開催いたします。 第31回 泰永書展 ~野尻泰煌追悼展~2020. 9月27日(日)~9月30日(水)/池袋 東京芸術劇場 ・アトリエイースト 泰永会会員の書作品の他、昨年12月に旅立った師・野尻泰煌 の諸作品を展示いたします。 突然で…
五十路を迎えることだし、いずれはゆっくり瞑想を日課に取り入れたいと考えていたのもあって、すんなり瞑想生活に入れた。 瞑想というと無念無想にならなければならないとか、動いちゃダメだとか、かなりハードル高めなイメージがあるが、私が実践しているの…
先日、今年の展覧会作品がようやく仕上がりました。今回も用意しておいた100枚すべてを書き切りましていつもならその中から良く書けたものを師が選定してくださっていたのですが今年はそういうわけにはいかないので「コレが一番いいかなぁ…」というものを自…
私はこれまで、手相、四柱推命、易、書…と、たくさんの師について教えを受けてきました。 今改めて実感しているのは、何かを習得したい時、最初にどの先生から教わるのかという選択は実は、その後技術を学ぶこと以上に重要だということです。 占いは、それぞ…
易経には名言が多く「聖人とは…」など人の上に立つ者とはどういう人なのかについて触れられています。 「聖人」は過去の偉人を指すのですが他に「大人」「君子」「小人」と呼ばれる人も登場します。 大人タイジンは天下をおさめる人、君子は徳の高いリーダー。…
易講座準備のため、今月に入って易経ばかり読んでいます。 先日、易で鑑定したあるお客様にこう言われました。「だいぶ言葉を選んで優しく伝えてくれていると思うんですけど 易の言葉って、おじいちゃんに叱られているみたいですね。」 そうなんです。易には…
台風19号、大雨突風と大変でしたね。我が家は荒川が持ち堪えてくれたおかげで、なんとか無事に過ごせました。 その翌日は、13:00から都内で私が所属している泰永会の書の勉強会の予定があり、全員分の資料を用意して持っていた私は、絶対に遅れられない状況…
今でも覚えているのですが、高校時代の日本史の教科書に「法然は、ひたすら阿弥陀仏を信じ『南無阿弥陀仏』と念仏を唱えれば、どんな人でも救われる、と説いた。」とありました。 当時、今以上に自力全開だった私はこれを読んで「そんなウマイ話があるわけな…
もともと読書好きではないのですが、今から10~15年ほど前は よく自己啓発系や成功哲学の本などを読んでいました。 しかし、手相や四柱推命など占いの勉強をしたり、 易の研鑚のため易経を読み進めたり、 書作品の創作で老子道徳経などを読んでいくうちに 「…
令和になりましたね。 平成を迎えた時と違ってとても明るい改元です。 官房長官が「令和」と発表した時、 すぐに泰煌式生命法(姓名判断)で確認しました。 「令和」 総画/13画、陰陽/○●自然象形、五行/火性・土性 ちなみに 「昭和」 総画/17画、陰陽/○…
超貴重なお弟子さん一名を迎え、 書の教室「麗舟会」、今月からお稽古始まりました。 (お問合せくださった皆さま、いつまでも待っていますので 慌てないで大丈夫です!本当にありがとうございます!!) 要領を得ない私でしたが、 超貴重なお弟子さんが温か…
先月の終わりごろ、東京国立博物館で開催されていた 特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」を観てきました。 会期終了間際だったためか、とんでもない混雑ぶりで 目線より下に配置してある展示物は ジャンプしたとしても観られないような状況でした。 仕方が…
先月、娘が2歳の頃知り合った母友から方位の相談を受け、 朝から鑑定をしていました。 細かい字の万年暦を見ていたところ、その母友に 「すっかり占い師だねぇ~」 と感慨深そうに言われました。そして 「リコママ(私)は、いーっつも勉強していたよねぇ~」…
泰永書展、お陰様で無事終了いたしました。 会場に足を運んでくださったみなさま、 本当ありがとうございました。 今回は草書を書きました。 毎年作品を書くのに、師のお手本を見て書いているのですが 「今年は自力で書いてみたい~!」と挑戦意欲が湧き出し…
最近ネットで「なるほどなぁ~」と思う言葉に出会いました。 Experience is not what happens to you. It is what you do with what happens to you. 経験とは、あなたに起こったことではない。 起こったことに対してあなたのしたことである。 by Aldous Hux…
群馬県出身の私は、小学生の頃上毛カルタでよく遊びました。 遊んでいるだけで無意識のうちに 群馬県の名産や歴史を覚えてしまうという驚異のカルタ。(笑) あれから40年!(きみまろ風に) 時が経っても「つ」と言われれば、 「鶴舞う形の群馬県!」と答えてし…
10月1日(日)、泰永書展が無事終了いたしました。 起こしくださった皆様、本当にありがとうございました。 ↑↑ こんな感じで後片付けも楽しく終えました。 高い所で作業しているのが四柱推命の師、浅野太志先生 下で巻いているのが茶人、高堂巓古先生 さて、…
古くから伝わる術や伝統的なものには何かと秘技があるものです。 占いの世界にももちろん秘技はあって、 その昔、秘技を伝授する際には決して紙に書くことはせず、 必ず口伝えと決まっていたそうです。 もちろん書にも秘技はあるのですが、 書家・野尻泰煌先…
今日は書の話と近況です。 最近、楷書ばかり書いていました。 欧陽詢(おうよう じゅん)の楷書で書いています。 書き始めた頃は黒ばかりに気を取られて書いていましたが、 最近は布白に目が向くようになり、だいぶバランスがとれてきました。 なぜ楷書ばか…
泰永書展、無事終わりました。 雨の中、会場に足を運んでくださったたくさんの皆様に 心から感謝いたします~!! こちらは私の作品で、老子道徳経の39~41章を書きました。 この中に、「大器晩成」という文字が書かれているのですが、 (ヒント:一番左の軸…
仏像の手相をみるのが趣味の私。 今、上野に奈良中宮寺の半跏思惟像がいらしているので チャ~ンス♪とばかりに先日行ってきました。(7/10まで) もちろん、仏像はお寺で観るのが一番と私も思っているのですが、 中宮寺では半跏思惟像を正面からしか拝めませ…
先週、周易講座で2年間お世話になった天道春樹先生に書を贈りました。(写真:「先生笑って!」の一言に固まった天道先生。笑) 易経の、乾為天(けんいてん)という卦の中にある『飛龍在天』を草書で書きました。字ヅラがとってもカッコイイです。 「先生、…
私のプロフィールには「書家」とあります。 でも人に教えているわけでもなく、書を売っているわけでもありません。 ただ、毎朝、家族が起きる前に何かしらは書いています。 私の場合、「書」を通して瞑想している状態で、 「書」で気づきを得て、 「書」で不…