『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

2014-01-01から1年間の記事一覧

自我の終焉

今年の秋あたりから「他力」について考えた私です。「自力」「我」全開に生きてきた私が「他力」を理解するのにけっこうな労力が要りました。その手助けをしてくれたのが、たまたま夏の終わりから読んでいた本。 自我の終焉―絶対自由への道/篠崎書林 ¥2,160…

なるほど沢天夬(たくてんかい)

昨日の易の講座。【占的:自分の来年の仕事運】あらかじめ易を立てておいて、先生に解説していただきました。「こんなん出ました♪」(古いのは百も承知。笑)それが本日のブログタイトルにもある、【沢天夬 三爻】 解説をきく前に自分でも判断してみたのです…

天の使いとして生きる

私は野心旺盛な人間で、自力で運を開こうと動いて動いて動きまくってきました。そうしていく中で「他力」という言葉に出会い、それからいろんな気づきがありました。今、ようやくそれらの気づきが繋がってきました。そして、「人間は、天の使いである」とい…

禅の実践

「占い」という学問を通して、的中率を上げていくことはとても大事なことです。また、当てるだけではダメで、「どういう言葉に乗せて伝えるか?」実はここが一番大事だったりします。純粋に生きている人の直観・直感は時に占い以上のチカラを発揮し、しかも…

禅と芸術と占い師

先日、友人が私に「則天去私」という言葉を教えてくれました。ソクテンキョシィ~??意味がわからなかったので、ネットで検索してみました。そして、次のような文章に出会いました。不自然は自然には勝てないのである。技巧は天に負けるのである。策略とし…

練磨と開運

今日は四柱推命にちなんだ話です。四柱推命というのは、生年月日、生まれた時間と場所の情報を用いて、運気を読み解いていく占術です。そして、その情報を「五行」や上図の「通変性」というものに振り分けバランスをみていきます。5つの星のボリュームが、…

空亡の出し方

毎年9~10月になると、本屋さんで細木数子サンのポスターを見掛けるようになりますね。500円くらいで買える来年用の占い本のラッシュです。四柱推命、算命学、0学占星術、六星占術…いろいろあります。上記の占いの中で「大殺界」という言葉が有名になってい…

こだわりの境界

私の娘は自閉傾向があって「こだわり」が強いです。でも、腕のある職人さんも「こだわり」が強いです。娘はこだわったまま育っていいものなのだろうか…時々考えてしまいます。こだわってこだわって、社会人・職人として成功する人と、こだわってこだわって、…

今回の旅行の目的

吉方位旅行の話の続きになるのですが、1日目-朝6:00に車で自宅を出発、12:30ごろ伊勢神宮(内宮)2日目-伊勢神宮(外宮)、熊野速玉大社3日目-那智の滝、熊野那智大社、熊野本宮大社4日目-朝9:00にホテル出発、ダラダラと帰宅20:00 (熊野から自宅ま…

吉方位旅行の例

8/3より三泊で、我が家から南西にあたる伊勢・熊野の旅に出ておりました。伊勢は、伊勢神宮(内宮、外宮)、熊野は、熊野三山(熊野速玉大社、熊野那智大社、熊野本宮大社)と、ひたすら歩いて階段登って神社をめぐるだけの9歳の娘にとっては、面白くもなん…

モヤがかかったような手相

タイトルの通り、「モヤがかかったような手相」をした方がときどきいらっしゃいます。どういう状態なのかというと、薄く細かい線が無数にあって、基本の四大線(生命線・知能線・感情線・運命線)が目立たなくなっているような状態です。細かい線が多い方と…

帰宿の地

四柱推命の相性のについては様々なものがあります。 時 日 月 年 天干 甲 壬 庚 丙地支 辰 申 寅 子これは長嶋茂雄さんの八字なのだそうですが、主に恋愛ごとは、お互いの、「夫妻宮」と呼ばれる星(長嶋さんでいうところの「申」の場所の十二支)の相性を参…

その場でしか味わえないこと

先週、ジャン・フォートリエ展 に行ってきました。「これはあなたも観ておいた方がいい」とのことで、書の先生が連れていってくださったのですが、顔が緑色で手が青いおばあさんの絵をはじめ、抽象的過ぎてまったくよくわからない作品が多数。「先生は絵を観…

経験のないことに挑む

さて先週は、母友と二人で埼玉大学の教育学部にお邪魔して、学生さんたちに障害児育児について少しお話してきました。年2回の恒例行事みたいな感じになってきてます…(笑)いつも時間に余裕がないのもあるのですが、学生たちからの質問はあまり活発ではない印…

スタジオクーカ見学記2

そのギャラリーは、原宿、同潤会アパートというオシャレな場所でした。突然ですがみなさん、日頃ギャラリーなんて行きますか?私は手相トークショーの会場がギャラリーだったおかげでビミョ~に敷居が下がったのですが、それでもやっぱり緊張します。そんな…

スタジオクーカ見学記1

先月の話ですが、神奈川県平塚市にあるデザインスタジオスタジオクーカ へ見学に行って参りました。本日の活動 というブログに載せたブックカバーの絵の作者が所属している障がい者福祉施設です。もうね、このセンスにシビれます。出入り口 その横の塀 玄関…

手相の丘と体型の関係

以前もこんなことを書いたかもしれませんが、我々が手相鑑定師が手相をみる時、何に注目しているかというとシワや線はもちろんのこと、「丘」というものにも注意してみているんです。「丘」というのは、「指先からキャッチしたエネルギーの貯蔵庫」として考…

波動震動感動

絵画もそうらしいのですが、特に「書」というのは、それまで見てきたこと、聴いてきたこと、経験してきたことなど、作者の人間性がそのまま表れるものだそうです。なんとなく意味はわかるのですが、その仕組みというか、関係性がいまひとつわからなかったの…

吉と凶の分かれ目

今年に入って、本格的に易の勉強をしたいなぁ~と思っていたら、占い師仲間から先日、素晴らしい情報をいただきまして(大感謝!)、今月から月に一度のペースで一年間、易の講座に通うことにしました。自分でもチマチマとコインで易をたててみたりもしてい…

失敗の捉え方

先日、また書家の先生のところへ行ってまいりました。いつもの半紙だけでなく、今度から大きな紙での練習も始まります。 これは、先生が書いてくださったお手本なのですが、目の前で、一発で、サラサラとお書きになったんですね。 思わず、「先生、失敗しな…

暮らしに潤い

今日は書道の先生のところへ行ってきました。今回はどういうわけだか、焼き物の話になりまして。(笑)先生は書家だけでなく陶芸家でもありまして、ご自分でお作りになられた作品を見せてくださいました。私は知識はゼロなのですが、美術品を観るのは大好きで…

ここでも仏像

先週、執念(笑) というブログで書いた、書道の先生のところへ今日行ってまいりました。挨拶を済ませると、いきなり「どんな字を書きますか?」と聞かれ、「書道は習ったことがないので何にもわかりません」というと、先生が半紙にサラサラと読めない漢字(笑)…

死ぬ夢

2日連続で人が死ぬ夢を見ました。初日は爆笑問題の太田さんが死ぬ夢で、夢の中で私は「おいおい、田中は明日からどうするんだ??」と心配していました。(笑)その直後、私は寝ながらも「よ~し、死ぬ夢だ!ラッキー!!」と思っていました。そして昨夜、今…

悪だし中?

昨年12月、自宅から100kmはありませんが、東南にあたる千葉県鴨川市まで吉方位旅行に行ってきました。ホテルの部屋の窓からは、東南の象意でもある「船着場」が見え、ホテル近くの道路には並行に「線路」(これも象意)も走っており、東南の運気を思いっき…

執念(笑)

自分が「無」になった瞬間というか、この世にいないような感覚に陥ったことが過去に二回だけあるんです。・今から7年ほど前、奈良の薬師寺で写経をした時・3年ほどまえ、バタフライを泳いでいた時その時の感覚が、あまりにも気持ちよかったので、わざわざ…