『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

思っていること

安心と無我

安心立命の安心がどういうことなのか。本当の意味で理解できていなかったことに気づいた夏。安心の妨げが我と、深いところから納得し、安心のためにできることがわかった。いよいよ無我への実践開始。

引き寄せ?欲しかった情報を偶然キャッチして念願叶った

昨年末、日本語ペラペラのあるチャイニーズの知り合いが我が家に来た際、私の本棚にある下記の本をみて「ボクもこの本持っています」と教えてくれました。 中国文明の歴史 (講談社現代新書) 作者:岡田英弘 講談社 Amazon そして「今、この本を中国に持ってい…

運を越える

先日、鑑定の最後にお客様から「高天先生にとって運とは?」と、まるで何かの番組のエンディングような質問を受けました。 咄嗟に出た答えは「ない」でした。 四柱推命などを学んでいくと誰の人生にも平等に向かい風・追い風の時期が訪れ、そよ風のみで一生を…

傾聴のこと

鑑定中、お客様のお話を伺っている最中に自分なりの答えが出てしまうことは少なくありません。その後の話は、その答えを脳内に仮置きした状態で伺っているので100%お話に集中できているか…あまり自信がありませんでした。 2020年ごろでしょうか、若者の相談…

華麗な復讐

みなさんには「許せない人」や「憎い人」いますか?犯罪の被害者になるような場合ではなく、日常においてです。職場の同僚や元カレなど、一生のうちには現れることあるかもしれませんね。 スピリチュアルっぽい解決方法では、(実際に許さなくても)「相手を…

新月なので

2月4日は立春。壬寅の一年が始まります。その直前の本日2/1は新月で、願い事をかくと叶うとか新たなことを始めるのに良い日と言われています。 特に今回は、土星ともに8ハウスで起こる新月のためこれまで時間をかけてしてきてしまった自分の悪いクセや見て…

「いいね」を言葉で伝える

他者の言動や仕事、パフォーマンスなど人の悪いところや弱点というのは、すぐに気づくものですが良い点を見出すのは意識しても難しいですよね。ネットが批判コメントでよく荒れるのはこういう面を持つ人が大多数である証かもしれません。 と書いている私も、…

さりげなく在り、さりげなく去る

書の師匠、野尻泰煌が旅立って今日で丸二年です。12月は今日のように天気がいいと、先生のお父さんに付き添い、警察署に出向いた日のことを思い出し、また雪が降りそうな厚い雲の日には、斎場に行った日のことが思い出されます。 そして…現実逃避なのでしょ…

親ガチャと運

「親ガチャ」、最近よく耳にします。子は親を選べないという意味だそうですが恵まれた環境に生まれる人もいるし、毒親に育てられる人もいるし、言い得て妙と思いました。 四柱推命では、生まれ持った星を通変バランスでみていくのですが・父親が酒乱でいつも…

モテる女になるには?

突然ですが、あなたはモテますか?好きになった人に振り向いてもらえてますか?今回は、 ・好きな人がいるけどほぼ毎回成就しない・最近なんとなく彼に避けられているような気がする・とにかくモテない などに心当たりある女性に読んでいただきたいブログで…

不満を糧に転職を考える

私自身適職について悩んだせいか、鑑定の相談内容は仕事についてが多いです。 最近は副業OKの企業も増え、コロナの影響で在宅時間が増えたおかげで勉強するには良い環境になっているのかもしれません。私の周りでも「休日占い師」のスタイルをとっている人は…

「嫌いな人に感謝」ですと?

占いはもちろん、スピリチュアルの本やyoutubeもよく見ているのですが時々、“自分の運を上げるために行なうと良いこと”として「嫌いな人に感謝する」というのを聞きます。 瞑想の中にも“慈悲の瞑想”というのがあって自分が嫌いな人や自分を嫌っている人の幸…

「傷ついた」から学ぶ

ネット(SNS)の発達にともなって少数派が声を上げやすくなり、有名人と一般人の距離が近くなった印象を受ける今日この頃です。 弱者でも意見や感想など声を上げやすくなった良い面がある一方で意見でなくストレス発散の場にしていたり、曲解して過剰反応に…

「苦にならない」は才能

7月末、長野に行ってきました。初日の目的は書家・川村驥山(かわむら きざん)先生の驥山館、2日目は葛飾北斎の肉筆画美術館 北斎館と北斎が88~89歳で描いたと言われる天井画をみるため岩松院へと出掛けました。 私は川村先生の曾孫弟子にあたるそうで時々…

コロナ禍での繋がり

「としまえん」と同じ大正15年生まれの私の伯母が8月末に亡くなった。葬儀はとしまえん最終日と同じ8月31日。伯母は93歳だった。 ずーっと工場で働きながら、休みの日はいつも誰かのために裁縫をしている人で私は伯母が作ってくれた着物以外、着たことがな…

自分を買い被らない

先日、今年の展覧会作品がようやく仕上がりました。今回も用意しておいた100枚すべてを書き切りましていつもならその中から良く書けたものを師が選定してくださっていたのですが今年はそういうわけにはいかないので「コレが一番いいかなぁ…」というものを自…

何より大事な師匠えらび

私はこれまで、手相、四柱推命、易、書…と、たくさんの師について教えを受けてきました。 今改めて実感しているのは、何かを習得したい時、最初にどの先生から教わるのかという選択は実は、その後技術を学ぶこと以上に重要だということです。 占いは、それぞ…

太らずステイホーム

せっかくのゴールデンウィークですが、ステイホームですね。もともと自宅で仕事が済んでしまう私のような者は、生活にあまり変化はありませんが突然自宅で過ごすことになった方は、運動不足が気になりますね。 私は子供の頃から細身だったため、恵まれた体質…

開運期に気をつけること

2月4日より「庚子」の一年に突入し、運気の変化を感じている方もいるのではないでしょうか。 今年は五行でいうと「金」の気を受けやすい一年でみなさまの生まれ持った五行バランスと「金」との相性が良ければ充実した時期となります。 開運パターンにはいく…

人の死に吉も凶もない

四柱推命鑑定をする時、これまでの人生で印象的な良かった出来事・悪かった出来事、それぞれ時期も併せて伺うのですがやはり大切な方に他界されたことを挙げられる方は多いです。 なんですが、「大切な方を失う時期」と「その人の運が傾く時期」とが絶対に重…

「話す」は「放す」

今年3月に娘の中学校卒業式と謝恩会の予定があったのですが、新型コロナウイルスの影響で謝恩会「中止」の連絡がありました。 2月は学校行事が多く、集団が苦手な私も何かと集められてしまい(苦笑)、お母さん方が謝恩会について話し合う席では私なりに参…

ネットの悪口

昨年秋、「開運 岡本“福”太郎展」のお知らせ記事を私のHPのトップに載せようとアレコレ更新作業をしていました。せっかくなので揮毫したポスターを大きめに表示させるとそれまで貼りつけていた私のYoutube動画スペースがなくなってしまいました。 この動画は…

失って得た真理

前回のブログ「師、野尻泰煌」に書いた通り何の前触れもなく突然師は逝ってしまったのですが、それから数日経ったある朝。「なるほど他力とはこういうことだったのか」と腹に落ちた瞬間を迎えました。 あれほどまでの精神性と才能を持っていながら、これほど…

師、野尻泰煌

昨年12月15日の日曜日、朝からブログでも書こうかとパソコンに向かっていると書の師匠である野尻泰煌先生が救急車で搬送されたと電話が入りました。病院最寄駅に到着し「もうすぐ病院に着く」と先に到着していた弟子に連絡すると、「亡くなりました」と返信…

右手と左手をどう観るか

「左手は二重知能線で良い手相だけど、右手はそこまでではないわね。 努力が足りてないですよ。もっと努力しないと。」 手相を習いたての頃、同じく勉強中の者同士で鑑定し合い、こう言われました。この短絡的な判断がいかにも駆け出しといった感じです。 右…

L君の情熱と山水蒙(さんすいもう)

台風19号、大雨突風と大変でしたね。我が家は荒川が持ち堪えてくれたおかげで、なんとか無事に過ごせました。 その翌日は、13:00から都内で私が所属している泰永会の書の勉強会の予定があり、全員分の資料を用意して持っていた私は、絶対に遅れられない状況…

怒りや不満を感じた時、意識下では…

先日、久しぶりにゆっくり本を読みました。飯島秀行 著【フリーエネルギー版 宇宙にたった1つの神様の仕組み】 フリーエネルギー版 宇宙にたった1つの神様の仕組み (超☆わくわく) 作者:飯島秀行 ヒカルランド Amazon 飯島さんは、フリーエネルギー研究家で…

「結婚で安定を」と思う前に

子供の頃から雑誌の占いコーナーが大好きだったのですが、結婚してから「恋愛運」を読むのが、とんとつまらなくなった私です。笑 あれから自分が占い師として鑑定するようになり恋愛というより結婚の相談も時々受けたりしています。 その全員の方にいつもお…

良い縁を運んでくるのは良い人とは限らない

昨年手相講座を行なった私です。以前ブログにも書きましたが、コトの発端は「某カルチャーセンターで占い講師してみない?」というお話を受けた事からでした。 “引き受けた方が良い”と易で結果が出たことから引き受けてみたものの、一向に話が進まず問合せす…

残念なひとこと

「仕事」と違って「趣味」と聞くと、個人的な楽しみ事といったイメージです。 しかし、「私がやっているのは趣味ですから…」と聞くと、誰も責めていないのに言い訳されたような印象を受けます。 そして、そのひとことには“仕事は収入に関わることだから一生…