『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

安心と無我

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ここ2年くらい毎朝、最近は毎晩も「私は天の意志のもとで働きます」と唱えている。

ちょっと思うところあって「私は天の意志のもとで働きます」と唱えてOリングテストをしてみたところ、指と指がガッチリくっついたまま離れなかった。

知人数人にも試しているが、漏れなくガッチリくっついたまま。

これは真理だなと納得したので、そのまま唱えている。もちろん言葉通り、流れに逆らわない努力はしている。

『安心立命』という言葉がある。安心=心配のない安らかな心 を保っていると、自分の方向性が見えてくる。と私は理解している。

が、本当の意味で理解できていなかったことに、なんと先月気づいた。苦笑

『安心』を保つためには、心のザワつきを無くさないといけない。この心のザワつきがどこから起こるのかというと『我』であった。

「あ~洗濯物たたまないと」とか「ママ、絵描いて」ということに、いちいちメンドクサイと反応するのが『我』だった。そんなふうに感じることなく、たんたんとやる。いちいち反応してしまう自分を一切無くすことが『無我』なのだとわかった。

小林正観さんの本に「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」の五戒を言わなければ、頼まれ事が増える。とよく書いてあるが、これが『安心立命』そのものなのだと腑に落ちた。

正観さんがご存命だったころ、一度だけ講演会に参加してサインしていただいた。

 

『我』があるから、先の心配をしたり、不安になったり、文句が出たりする。願望が叶わなくて焦るのも『我』。面白いことに「成功したい」という一見悪くなさそうな目標も『我』。

『安心』とは『我の無い状態』

『我』を無くせばなくすほど『立命=天の意志のもとで働く』状態に近づき、自分が最大限に活かされるという不思議。

日常のちっちゃな文句はだいたい『我』だな、と改めて納得。

人を騙してくるような人、悪意のある人とは距離をおいて、無我でいることが大事だなと気づいた夏。

あとはひたすら実践のみ。

無我と書いた。