『書と占い』

書家・占い師 の視点でみえた日常のあれこれ

一般との接点

以前通っていた近所のスポーツジム(プール)に 9~10年ぶりに復活した私です。

当時一緒に泳いでいたジム友のMさん、 私より10歳ほどお姉さまですが、今も元気に泳いでいました。

この9~10年の間に私の状況はめまぐるしく変わり、 暑い中、更に熱いジャグジーに浸かりながら Mさんに近況を掻い摘んで話しました。

するとMさん、 「ぇえ~?!てそう~?うらないしぃ~?あやしぃ~!」 と眉間にシワ。(笑)

思わず大笑いしてしまいましたが、一方では 「これが占い師に対する一般的な見方なんだろうな」 と冷静に聞いていました。

仕方ないです。テレビでは元芸人の占い師やら、 面白おかしく芸能人をペンペンと叩くナンチャラの母など(笑)、 そういう人しか見掛けないのですから。

話は変わりますが、先日、歌丸さんが亡くなってしまい、 (特に歌さんが回答者だった頃の)笑点大好きな私は ショックを受けました。 寄席まで足を運ぶ時間はあまり取れませんでしたが、 それでも近所のホールに歌さんはじめ、 笑点メンバーが来る日は出向き、楽しませていただきました。

歌さんからはあまり笑点の裏話は聞かなかったのですが、 他はだいたい歌丸イジリの枕が一番盛り上がるという… コレはコレでどうなのかなぁ~と思いつつ(笑) でもそこから他の落語家さんにも興味を持つようになり、 ほんの少しですが、結果的に落語に対する間口は広がりました。

書でもテレビでよく見掛ける書道家は、 龍という字を龍のようにニョロニョロ書いたり、 一本調子ですべての線を書いていたり、 いろんな意味でコレは大丈夫なのか?と不安になります。 しかし、やはりこの場合も コレが一般の人に興味を持ってもらうキッカケなのかな… と残念ですけど、特に最近感じています。

落語も聴き手が育たないと落語家も育たないし、 書や占い…いや何事も、 努力なく楽しめるところから先へ進まないと 本当の面白さや素晴らしさには出会えないのだろうと

Mさんの反応を受けて真面目に考えてしまいました。

 

高天麗舟