書と占い「運」

書家・占い師 高天麗舟 が日常から考える「運」のあれこれ

一白水星の旅、紛失騒動(2)

さて、紛失したのは私だけではありません。

成田空港に向かう途中で帽子をなくした者、 その後、飛行機の中で名刺入れを落としていた者、 ブタペストの空港では、なんとパスポートをなくした者がっ! (これには凍りつきましたが、飛行機の中で落としたようで 現地の係りの方がパスポートの写真を手がかりに 10分後くらいに届けてくださいました。)

ホテルに着いてもパソコンのキーボードをなくした者、 翌日以降も美術館の荷物の引換チケットをなくした者、 そして都市を超えてスマホをなくした者… そうそう私は、娘のお土産をなくしました。 シメは成田行きの飛行機チケット紛失でしょうか。

まだ何かあったような気がしますが、 とにかく全員が一度は何かを紛失したという旅。 メンバーの中にはウッカリ者だけでなく シッカリ者もいるのにご覧のアリサマ…まさに陥入。 (=一白水星の方位のこと)

とはいっても 「一白水星の方位=陥入=避けた方が良い方位」 というのは早計かな、と実感しています。

紛失騒動自体は確かに大変でしたが どのケースも、ほとんどはすぐにみつかり、 みつからない物の場合は、なくてもさほど影響のない物でした。 帰りの飛行機チケットなんて 良い席を用意してもらえて、かえって快適だったそうです。

旅行中に夫と娘が大変で苦悩したことも 実際問題としてかなりのストレスでしたが、 今は出発前より二人とも体調良いですし、

何より、今回の目的である式典は大盛況でしたし、 会としても帰国後の方が勢いを増しています。 (8/3~8/6、東京芸術劇場5階、展示ギャラリーにて 第三十回記念 泰永書展 開催します)

いろいろあったものの、とにかく楽しい旅でした。

今回の一白水星の旅でより理解できたことは、 裏側に隠されている問題・内面(目を背けている自分)など 潜在的な問題が深いほど、実際の問題として顕在化しやすい、 ということです。

顕在化というのは、紛失の度合いとしてもそうですが、 自分でも意識していなかった潜在的な問題に気づかされたり、 その問題と向き合うキッカケに出くわしたり、 ということです。

トラウマにも通じるのかもしれませんが、 隠された自分に気づく機会なんて、そうありませんし、 対峙しなければならない問題を知って向き合うことって 大切だと思います。

自分の闇に気づかないままだったり、 気づいていても見て見ぬフリをしているようでは、 目指すところへは行けないでしょうから。

起こる出来事の中には厳しいものもありますが、 やはり一白水星の方位は、 蓋をしておきたい自分の問題と向き合い、 真摯に対応していくことによってプラスにできる方位なのでは? と、今回もこの結論に至りました。

 

高天麗舟

オーストリア: 写真手前のクロワッサンがあまりにもおいしくて 誰にもとられたくない!というケチな自分に気づきました。