『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

これからの時代に合う生き方#02

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前回、「これからの時代に合う生き方#01」というブログを書きました。

三元九運という概念でいうと、 現在、私たちは「停止・再起」の第八運を共に生きています。 第八運ではありますが、既に半分は過ぎましたから、 次の運気が見え隠れしている状態であります。

7年後の2024年から2043年まで、第九運という運気に入ります。

第九運に割り当てられた八卦は「離」。離の象意は「火」ということから、 明るさ、激しさ、美しさ、文明、知恵…などの意味が生まれます。 そして、そこから更に、 明朗、争い、戦争、芸術、精神性、先見、学問、文書… と広がります。

ちなみに離が表す人物は、美人、中女。 ただ、この「中女」という表現が、 単純に現代の中年女性を指すかというと微妙です。 昔の中女なので、現代に置き換えると20~30代の女性かもしれません。 「あ~、中年の女だったら該当したのにぃ~!」という方、(笑) とりあえず、身も心も美しさに磨きをかけ、明るく生きていきましょう。

また、離が示す方角は南。南は十二支では午にあたります。 午(うま)という字は、正午という言葉通り、午前・午後の分れ目であり、 陰陽の分岐点にあたります。

ひとことで「離」と言っても、ざっと挙げただけでもこれだけの象意があり、 これだけの象意から状況に合わせてどの意味を選択するか、 そこが占い師の感性であったり、教養であったり、要は腕なワケです。

前置きでみずからハードルを上げてしまいました。苦笑

前回のブログにも「戦争が危惧される状況でさえあります」と書きましたが そんなワケで離には戦争という象意もあるので、 世の中がそういった傾向になるのは仕方がないことなのかもしれません。

そして、世の中が混沌としてくると人は美しいものを求めます。 ストレスから表現芸術が盛んになるのも、繋がります。

しかし、今さら先進国が戦争を起こすとは私には考えられません。 ここで離の別の象意「精神性」がカギとなるのでは?と感じるのです。

ということで、私が思う2024年からの離という時代。 精神性の高い者と低い者との間で二極化が進み、 陽の当たる場所と陰の場所に分かれるような状況になっていくのかなと。

第八運「艮」の象意には、革命・再起・復活…といった意味があります。 今までの方法で上手くいかなかった人、やり直すチャンスです。 今の考えを一回りも二回りも大きくさせて、精神性を高めることで 次の時代に後押しされる状況を迎えられると思います。

さて、ここで問題。 「精神性を高めるって??」

この世でズブズブに生きている私が(笑)、自分のことを棚に上げて 次回、ブログに綴ります。

高天麗舟