『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

占い師としての強さ

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目の前には、今後の運勢に期待しているお客様。

しかし今後控えているのが、いわゆる「悪い時期」だとします。

こんな時、気の弱い占い師や、自信のない占い師だったら

「これから厳しい期間に入ります」とは、告げにくいでしょう。

確かに「運が開く」と告げる方が占い師としては気がラクではあります。

しかし、占い師の心の弱さから「厳しい時期」を「厳しい」と伝えず、

厚いオブラートに包んで結果から離れた印象を持たせてしまうのは、

占いを外す以上に罪深いことと思います。

では、どうしたら気の弱い占い師が、

悪い結果でもしっかりと伝えられるようになれるのか?

…その「悪い時期」が、

どの程度の悪いことで、どういった面で、どのくらいの期間で、、、など

お客様がイメージできるよう、ひたすら具体的に

鑑定の結果を出すことかもしれません。

ここがピンボケしていると、漠然と不安をあおっておしまいです。

やはり、

「どう悪いのか?」具体的な内容が伝えられ、

「その悪い時を和らげる占術」を持っている占い師は

とても頼もしく、頼りがいがあります。

強さのある占い、究めていきます。

 

高天麗舟