『書と占い』

書家・占い師 の視点でみえた日常のあれこれ

理論は後付け

今年も残すところ、2ヶ月ちょっとですね。

今年に入ってから楷書の練習ばかりしていますが、 (下2枚は隷書です)

細部まで注意深くみていくと、 まだビギナーズラックのような「たまたま書けた幸運」に 助けられている部分があります。

「たまたま」から「コンスタント」へと平均値を上げていくには その「たまたま」を2回、3回…と、まずは増やし、 次に、身体や筆がどういう動きをした時にその線が書けたのか分析し 結果を体系化して理論立て、 それに沿ってひたすら書く…となります。(言うのは簡単。笑)

すでにある書論(書の理論)から勉強する方法もありますが、 結果から理論を導き出すところが私にとって醍醐味ですし、 先に理論を学ぶことで囚われた字になっては元も子もありません。 の教え通り、まず書くことが大切だと感じているところです。

占いの新年は立春なので、もう少し期間はあるのですが でも、この時期になると毎年、 「今年の運勢を観たみなさま、どうなったかなぁ~」 という思いがよぎります。

鑑定をする上で、当てる以上に大切なこともあるのは確かですが、 占い師が当てることを諦めたらおしまいです。

今の時代、占いを習得するにはまず理論から入るのが一般的です。

・・・なんですが、 どんなに立派な理論を用いて完璧に未来を算出できていたとしても 現実に起こった結果がすべてであり、事象が答えです。

四柱推命の師、浅野太志先生のブログにも載せていただきましたが やはり結果を検証し、事象から理論を洗い出したり、追加したり、 もちろん、踏まえなければならない伝統を踏まえた上で、 自分で当たる理論を編み出していかなければなりません。

既にある理論から進化させなければ 今起きている現実に近づかせることはできないのです。

お客様に伝えた未来のイメージと現実に開きが起こらないよう、 しっかり事象を受け止め、理論を修正しながら 引き続き精進してまいります。

 

高天麗舟