『書と占い』

書家・占い師 の視点でみえた日常のあれこれ

易の話「飛龍在天」

易経「乾為天」の五爻「飛龍在天(飛竜天に在り)」という爻辞が大好きで
これまで何度となく書いてきました。

木簡隷書

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草書
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易を教えてくださった天童春樹先生にも草書作品を贈りました。
2016年だったでしょうか。
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作品にするにあたり、漢字自体の格好(字面)が良いことは外せません。
龍という字は、草書・行書・隷書・楷書どの字体にしてもカッコイイ。

しかも、この乾為天「五爻」という状況が素晴らしく良いのです。

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乾為天は横棒が六本。切れ目のない棒は「陽」を示しています。
(赤い丸は単純に五爻を指しているだけです)

ちなみに全部「陰」になると欠けのある棒になり「坤為地」という卦になります。

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話戻り、陽は、男性、太陽、動、剛…など強くて積極性のあるもので
この「乾為天」は六本すべてが陽なので
攻め、攻め、攻め…と最も勢いのある卦になります。

サイコロでも筮竹でも、卦を出したら次に「爻」を出します。
爻を出す=下から何番目の棒なのか?=今置かれた状況を見る、ということです。

五爻を得た場合は、下から五番目の横棒の陰陽を変え、
変更後の卦で今後の状況に含まれるであろう動きをみていきます。
(必ずその展開に移り変わる、と考えてはいけません)

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変更後の卦は「火天大有」。大いに所有する、です。
財産・物質を豊かに持つことができる順風満帆な卦。

ということで、乾為天五爻は現在勢いに乗っており、
謙虚にいけば(ココ重要!)大きな成果を保持できる動きを迎えられるだろう。

となります。

考えるだけで気分の上がる乾為天五爻です。

 

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高天麗舟