2月4日より「庚子」の一年に突入し、
運気の変化を感じている方もいるのではないでしょうか。
今年は五行でいうと「金」の気を受けやすい一年で
みなさまの生まれ持った五行バランスと「金」との相性が良ければ
充実した時期となります。
開運パターンにはいくつかあるのですが、
・自分が他者に対して役立つ
・これまでの経験が活かされる
・抑圧されてきたものから解放
・ようやく結果が出る
かなりザックリですが、まだ他にもたくさんあります。
特に運気の良さを実感しやすいのが
「抑圧されてきたものから解放」で開運するタイプ。
目の上のたんこぶ的な存在から離れる勇気が湧いたり、
常に気遣いで気持ちが休まらなかったのが
自信に満ち溢れ、挑戦意欲いっぱいで実行できたりなど。
ようやく自分を取り戻せた気分になれます。
なんですが、
これまでオドオドと過ごした経験しかないところへ
いきなり一国の主のような運が流れ込むため、
人によっては周囲に対しての扱いが
まるで憂さ晴らしのように粗雑になりやすいのです。
易でも良い時にはすでに悪い時が始まっていると観るように
追い風が吹けば次に向かい風がくるのが運というもの。
「良い時期に備えて悪い時期を腐らず過ごす」のは基本ですが、
実は「悪い時期に備えて良い時期を過ごす」ことも大切なのです。
しくじり先生という番組をみていても
売れていた時期に調子づいて
ブームが去るのと同時に仕事や人が離れていく…
というケースは非常に多いです。
人生を120年でみる四柱推命でも
運が良い時というのは、せいぜい5~10年。
長くても20~30年くらいでしょう。
それ以外の時期はそれ以外の運が巡っているわけです。
そこをどうやって平均値を上げていくか?というのは
やはり、普段の過ごし方以外にないのです。
時々やたら「感謝、感謝」と言っている人を見掛けますが
感謝のなさの裏返しのように感じます。
優しくするのにも、厳しいことをするのにも
真心を通して表現していくことが大切と思います。
高天麗舟