書と占い「運」

書家・占い師 高天麗舟 が日常から考える「運」のあれこれ

衰退期を衰退させない人

お客様を鑑定する中で過去の出来事など伺うのですが 人生というのは本当に人それぞれで お客様からの生のお話ほど勉強になるものはありません。

占い師の力量というのは、これからいわゆる衰退期に向かう人に いかにアドバイスできるか…だと思っているので そういう運が控えている方の鑑定の場合、少し構えてしまいます。

ところが実際にお会いしてお話を伺うと、たまにですが 本来の性質と違う生き方になった(ならざるをえなかった)が為に 「逆に充実した時期になるのでは?」と考えられるケースがあるんです。

どういうことかというと、 生まれながらに私利私欲の傾向が強い方がいたとして 今後、その傾向が引き金で禍が起こりやすくなる運に入るとします。 (※私利私欲で生きるくらいの方が開運する人もいるので 単純に私利私欲が悪いという訳でないことだけ注意)

回避というか、この時期を逆手にとるような策が、例えば、 「自分一人の利益を求めて行動するのではなく、 会社や組織全体にとってプラスになる行動を心掛けること」 であれば、そうお伝えするのですが、 人間そんな急に変われるものではありませんし、 私も経験ありますが、実際に行動にうつすのは難しいものです。

ところが。すでにこの兆しを察していたのか、 「ちょうど2~3年前に、全体のことを考えて行動した方が仕事が上手く進むことに気づいて、今、それを心掛けているところなんです」 と、すでに実践されていたりするんです。

生まれ持った質とは違う生き方なので ジレンマを抱えるなどシンドイ部分もあるかとは思いますが、 その心掛けがあることで、傾くはずの時期が より大きな喜びを味わえる時期に変わるのです。

他にも、 生まれながらに「信念を抱きにくく、人についていく質」の方に 強い意志がなければ困難な時期となりやすい運気が巡るケースでは、 過去に大変な苦労を経験し、 そこで本来の質にはなかったガッツや決断力を身に着け、 結果的にそれが今後の開運のカギになるなど。

本来なら「やりたくない~」とウダウダしてしまう時期となるところ、 真摯な生き方という土台が出来上がっていたことで 今後大きな流れを自分で仕掛ける時期に変わるのです。

与えられた環境の中で必死に生きてきた人は その後どんな運が巡ろうとも、ビクともしません。本当に強いです。 改めて、生き方で人生は変わるのだと感じています。

私もがんばろー!!

 

高天麗舟