私は昔から自己顕示欲が強いためか、
「テレビに出る占い師って、すごい♪」
と思っていました。そして、
「占いでテレビ出演って、ギャラは一体いくらなんだろうな~?」
とか、(笑)
「占い師として有名になるって、マスコミへの露出とかなんだろうな~」
などと、考えていました。
なんですが、書のお稽古に行くと、
いつも、当たり前のように、師が「世界」の話をしていて、
だからといって、
私の技術が世界レベルになったワケでもなんでもないのですが、(笑)
そのスケールに気持ちがすっかり慣れてしまいまして、
日本で顔が知れるとか、とても小さいことのように思えてきました。
そんな中、先日も
「○月○日に観ていただいた、□□です…」と、
報告を兼ねたお礼のメールをいただきまして、
飛び上がるほどに嬉しい気持ちになりました。
そして、改めて、自分の顔が売れるとか、有名になるとか、
占い師としての成功というのはそこではなく、
鑑定を受けたお客さんが、明るく、前を向いて生きていくことが、
占い師としての成功なんだと気づきました。
あれだけガッツいていた私が(笑)、自分でもビックリです。
私の仕事は地味なもので、
知り合いのイベントに出るか、紹介か、
たまたまホームページに辿りついてくださった方を観るか、
といったものですが、
縁あって出会った方が明るく生きてくだされば、
占い師として、これ以上うれしいことはございません。
あとは自然になるようになる。
「なるようになる」を信じられるようになって、今は安心しています。
…安心したので、今日はサインの練習をしました。(笑)
小筆はむずかしい。
でも、かならず後々必要になることだから。(笑)
高天麗舟