『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

引き寄せ?欲しかった情報を偶然キャッチして念願叶った

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昨年末、日本語ペラペラのあるチャイニーズの知り合いが我が家に来た際、私の本棚にある下記の本をみて「ボクもこの本持っています」と教えてくれました。

 

そして「今、この本を中国に持っていくと検閲で没収されます。僕はこれまで中国について実はよくわからないところがあったんですけど、この本を読んで中国のことがいろいろと理解できました」と教えてくれました。

漢字や易の背景くらい知っておかなくちゃな~という軽い気持ちで買った本が、そんな(おそらく中国にとって都合の悪い)重大な内容だったのかと驚き、慌てて著者・岡田英弘先生のその他の本を読み始めました。

今年に入っていろんな本を探していくうちに「宮脇淳子」という方の本もよく目にするようになり、なんとなく検索したら、その岡田英弘先生の奥様で、奥様も歴史学者と知りました。

また、ずいぶん前からニコニコ動画やYouTubeでもご活躍のようで


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師弟関係であったご主人の考えや思いを大切に継ぎつつ、歯に衣着せぬ発言が痛快、しかも服装のセンスがステキで一気に魅了されました。

実はここ数年、奇皇后コウラン伝如懿伝瓔珞、今は武則天など

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いくつかの韓国や中国の歴史ドラマにハマっているのですが、その中でほぼ毎回『嘘や噂をとにかく言い続けて相手を陥れる陰謀』があり、これは日本人にはない発想だわ~と感心していたのですが、宮脇淳子先生の「教科書で教えたい 真実の中国近現代史」の序章「尖閣問題とは何か」を読んで、中国ドラマと一緒じゃないの~!と衝撃を受けました。私がものを知らなすぎなのもありますが、日本人全員が読んだ方がいい本だと思っています。

 

また、中国ドラマで出てくる紫禁城の扁額(写真は実物ですが)にある漢字以外の文字は何なのか?とか(右から満州文字・漢字・チベット文字・モンゴル文字らしい)、ナゼそんなにたくさんの文字があったのか?とか、


他には東京国立博物館で見た明清時代の書家「王鐸 おうたく」の解説に「弐臣じしんとよばれて白眼視された」という一文があり、明から清への移り変わりってどんなだったのか?など、興味が湧いてきました。

そんなことを考えながら今年を過ごし、「この宮脇淳子先生の講座があったら受けてみたい」と思っていたところ、なんと!この秋から開催されるとニュースが入り、先週第一回目の講座を受けてきました。(全6回 モンゴル帝国から現代中国まで)

私はこれまで女性で憧れる人というのはいなかったのですが、初めて現れました。モンゴル・シナを研究して50年、今年70歳になられたばかりだそうですが、私もこんな風に美しくサバサバと情熱を持った70代を迎えたいと心から思いました。

「未来を読むためには過去を学ぶこと」これは私の好きな岡田斗司夫さんの言葉です。「いろんなしょうもないことを興味の湧くまま勉強していく。それがある日突然つながってネットワークになる。あ、わかった!が訪れると勉強の次の段階、世界観になる。」この言葉を励みに、憧れの宮脇淳子先生の講座にくらいついていこうと思います。


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