子供の頃、引っ越しをした経験があるのですが、
とにかく幼かったので、状況がつかめないまま知らない家に入りました。
家に入った時の感覚は今でも覚えています。
「まさか…この家に住む気じゃないよね??
ここだけはイヤだ…こんな家には絶対に住みたくない!」
しかし、残念ながら予感的中。
見覚えのある家具が運ばれてきて、幼心にガッカリしました。
今は家族元気で快適な環境にあるのですが、
検証のため、引っ越した昭和50年の年盤をチェックしてみました。
※引っ越しの場合、月盤より年盤の影響を強く受けます。
八方位を45°でとっています
東へ引っ越したので
年盤:五黄殺
五黄殺というのは
どの星の人にとっても大凶にあたり、不幸・病気・貧しさなどなど
ジリジリと困難な状況に陥っていく…といわれる方位です。
年盤の影響は
最初の4年間に特に強く表れ、その後11年半続きます。
九紫火星の母の場合は、ただでさえキツい五黄殺の上、年盤:本命的殺にあたっていました。
本命的殺というのは
他からの間違った情報や、自分の勘違いで失敗を招きやすくなり、
事故(特にもらい事故)や病気・ケガなどに注意が必要と言われている方位です。
凶方位へ引っ越した結果
当時、私の母は30代後半でしたが
引っ越して間もなく、いきなり血圧が180にまで上昇。
それまで母の病院について行くことなどなかったのに
これをキッカケに病院通いするようになりました。
また、たまにパチンコへ行く程度だった父が
引っ越ししてから日曜は競馬・オートレースなど頻繁に賭け事へ。
破産するような賭け方はしていませんでしたが
今思えば夫婦仲はさらに下降線に向かっていったように感じます。
当時私は小学校一年生くらいだったと思いますが
「引っ越してから運がなくなったな~」
「こっちに来てから、生活の質が落ちたなぁ~」
と、よく感じていました。
金銭的な意味も含んでいますが、
なんとなく家中がうまく回っていない感覚です。
年盤の影響が切れる頃、自然と次の引っ越しへ
それから年盤の影響がなくなる12年もの歳月が流れ、
不思議なもので自然と引っ越しが必要な状況になり、ようやく実家は引っ越し。
(この時は、さすがに某先生に観ていただき吉方位へ!)
残念ですが、これだけ悪い星が重なれば
母の体調が引っ越してすぐ崩れたのもわかります。
九紫火星の本命的殺が入った方位で母の血圧に問題が起きたことも
偶然でないでしょう。
私は子供だったので、あまり影響を感じることなく
五黄殺時代(苦笑)を送ることができましたが、
子供にとって親がパーフェクトでない状況というのは
好ましい環境ではありません。
子供にとっての幸せは、親が幸せでいること
家族全員での引っ越しの場合、
全員にとって吉方位へ行くのは難しいでしょう。
なんといっても子供にとっての幸せは、親が幸せでいることですから
(小児殺の考慮等必要な場合もありますが)子供が小さいうちは、
やはり両親にとって良い方位を優先に選ぶのが良いと思います。
そうそう、たまに
「体力も精神力もある若いうちに、あえて凶方位に行く」
という方もいらっしゃいますが、それはそれでアリだと思います。
が、くれぐれもムチャはしないようお願いします。
知らないうちに凶方位に行かれてしまった方
その時つらいことがあったとしても、腐らず乗り越えることが大事です。
どんなに吉方位に引っ越してもイヤなことは起こるものですから
その時その時で、しっかり学んでいくことが大切と思います。
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高天麗舟