『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

「傷ついた」から学ぶ

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ネット(SNS)の発達にともなって少数派が声を上げやすくなり、
有名人と一般人の距離が近くなった印象を受ける今日この頃です。

弱者でも意見や感想など声を上げやすくなった良い面がある一方で
意見でなくストレス発散の場にしていたり、曲解して過剰反応になっていたり…
そんなものも目にします。

正義を振りかざして主張する人が増えると
発信側は面倒を避けるため無難にまとめるざるを得ませんね。

時々「傷ついた」と主張し「傷つけた」相手を責める場面を見掛けますが
これはどうなんだろうな~と思います。

もちろん脅迫など法に触れるものは論外で、根拠のないもの、人格を否定するもの、
わざわざ傷口に塩を塗るようなものもダメですが、
うっすらわかっていた落度を指摘されて逆ギレしているケースもあり…

大勢が言うと根拠のない話でも事実が捻じ曲げられて伝わる恐れはありますが
自分に該当しない少数意見であれば大概はスル―できるはずです。

指摘された内容と同じ本質を持っているから反応してしまうまでで、
見たくない自分に気づかされちゃった悔しさやら、恥ずかしさやら。
とにかく指摘された内容と自分が合致した上での反応なのでしょう。

その場合は「傷ついた」のではなく「気がついた」ということで
おおいに自分の進歩のために利用すれば良いと思うのですが、
被害者意識が強い場合は、なかなかそうはいかないようです。

自分のためになる捉え方をしていく方が建設的です。
冷静に、成長のチャンスを逃さないようにしたいものです。

 

高天麗舟

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