大物の訃報が続いて残念ですが、
この記事に載っていた松本零士さんの手があまりにも男らしかったので、
思わず見入ってしまいました。
先日、お友達から水木しげるさんの手形画像も送っていただいたので（Wさん感謝！）、今回は有名漫画家の手相をみていこうと思います。
松本零士
この写真は横から写っているので、手のひらが正方形には見えませんが
タイプとしては「正方形の手のひら＋短い指」です。
正方形の手のひら＋短い指：
キツイ仕事でも嫌がることなく、安定した情緒で難儀な課題にも率先して熱心に取り組む。一見、不器用そうにみえるが、手先の器用さを必要とされる創造性の高い仕事をする人に多くみられる。
さらに松本零士さんには、
太陽線（薬指に向かって伸びる縦線）が長く深くしっかり刻まれているので
少年時代から仕事をはじめ（15歳で漫画家）、大衆の人気を得て成功する、
という相になっています。
水木しげる
やはり、「正方形の手のひら＋短い指」です。
線の数がとても多いだけでなく、深く刻まれているのが特徴的です。
シワの数は心のヒダのようなもので、自分の身に起きたことや経験してきたことが、いつまでも心の奥深くに残っています。
また、神仏・先祖に守られる相といわれる「神秘十字線（下図A：水色の十字）」がクッキリ入っているので
理由はわからないけど偶然によって助けられる…といった経験をしやすいです。
（クッキリ入っているほど意味は強まる）
…水木は慌てて海に飛び込んで逃げたが、原住民ゲリラに発見され、銃剣とふんどし一丁でジャングルを数日間逃げ惑い、日本兵への捜索隊の追跡を何とかやりすごしつつ奇跡的に生還した。
水木しげるさんのウィキペディア、とんでもない話ばかり載っています。
また人生のドラマを伝える運命線（中指に向かう縦線）が２本あり、そこから太陽線が出発しています。これは人生のある時期に心から喜び・幸せを感じる出来事が起こり、幸運の波に乗っていくことを表しています。水木しげるさんの場合は、
【上図B（24歳）：日本に戻る】【上図C（26歳）：武蔵野美術学校入学】
壮絶な体験、ご苦労をされての太陽線です。
赤塚不二夫
西谷泰人著「流年手相術」より
手全体が写っていませんが、20代前半に大恋愛の相が入っているのだ（下図黄色線）。
さらに感情線から数本短い線も出ているのだ（下図水色線）。
これは人のことを放っておけない心優しい人に表れる相なのだ。
感情線の位置も指から離れた下の方から出発しているので、おおらかな人柄なのだ。
もちろん、薬指に向かう太陽線もバッチリあるのだ！
これでいいのだ。
手塚治虫
手のひらの「丘」と呼ばれる部分の肉付きがスゴくて丘から水が滴り落ちそうです。
手塚治虫さんは、すべての丘が発達しているので、一言でいうと
「自分の理想を形にするために黙々と勤しみ、表現し続け、名声を得て人気者へ」
そのための才能が充分に備わっている…というか、そのように活動してきたからこそ、このモコモコとした丘になったのだろうと思います。
まとめ
夢や楽しみをあたえる仕事をされている方の手というのは、純粋だけど精神は骨太、とても朗らかで温かく包容力を感じます。手自体の形は変えられませんが、丘の肉付きと線は生き方によって変えられるので、些細なことに振り回されないよう、明るく朗らかに生きていきたいと先生方の手をみて思いました。さて、がんばろう。
