書と占い「運」

書家・占い師 高天麗舟 が日常から考える「運」のあれこれ

「何を」ではなく「誰に」

例えばですが、「あなたは大丈夫!」という言葉。

激しい過去を乗り越えてきた人に言われるのと、

占いの結果だけを伝える占い師に言われるのと、

どちらの言葉に安心するか?と聞かれれば、やはり前者と思います。

どんなに占いの腕が確かであったとしても、

その占い師に深みがなければ、言葉に感動は乗りません。

過去にも何度か同じことを書いているのですが、結局は「人」だなと。

今日は、壮絶な人生を歩まれてきた某・著名人(女性)と

お話する機会に恵まれまして、少し育児の話をさせていただきました。

今年に入って、だいぶ大人しくなりましたが、

ウチは元々、母子ともにカンシャク持ちでして(笑)、

世間一般的に、

母である私が怒るから、悪い例を見ながら育った子が怒るのは当然さ。

と、母親が責められがちなところです。

こればかりは言われても仕方がないなと私も思っていました。

ところが、その著名な女性は、

「罪悪感が身を滅ぼす」という意見をお持ちの方で、

子を産んで初めて母になるのだから、いろいろあって当たり前。

どんなに自分を責めても誰の幸せにもならないものなんですよ。

とおっしゃっていました。

それを聞いて私は、あ~なんて深い方なのだろうと思いました。

この方の、人を思いやる深さというのは計り知れません。

占い師として、占術の腕を磨くのは当然のことですが、

やはり一番磨きたいのは、ここの部分なんです。

「何を」言われるか?

よりも

「誰に」言われるか?

ですから。

 

高天麗舟