年明けから少し時間が経ちましたが、 みなさま今年もよろしくお願いします。
さて、大きくて分厚い「書と占い」の本が増えてきたので 思い切って本の整理を中心に自分の部屋の大掃除をしました。 …といっても今年に入ってからですが。
昔買った本のタイトルを改めて見てみると 建築やインテリアの本もありますが、 自己啓発とかスピリチュアルとか成功哲学とか、 そういったジャンルのものばかり。
今も嫌いではありませんが、しかしそれらの本を取り出すごとに 「もう必要ないわっ!」とアッサリ下す自分に驚き、そして 「あぁ~私、この段階を超えたのね。大人になったのね。」 と、自分のことながら感慨深くなりました。
やっぱり四柱推命や易、手相など、 占いを勉強をすればするほど人や人生を学べますし、 実際に人を占う仕事を通しての学びも非常に大きいです。
また、 「陰の中に陽、陽の中に陰」「陰極まって陽、陽極まって陰」 という易を通して学んだ太極の考え方や 書の作品に用いる老子道徳経の言葉、例えば 「作為したい欲望を抑えて自然のはたらきにまかせれば 天下はおのずと治まる」 といった古典との出会いは、 現代にまで残っているだけあって、とても助けになりました。
元々周りに流されないタイプでしたが、これらのおかげで私は より「自分の真実」で動ける人間になったんだなと思いました。
この本がどういった内容だったかは忘れてしまったのですが 実際、おこりん坊だった私があまり怒らなくなったのは、
「良いVS悪い」「正しいVS間違い」「好きVS嫌い」など そもそも「分ける」ことで怒りが始まることを知り、 「自分」と「他の人」は たとえ親子であっても違う人間だと理解できたからと思います。
そう気づいてからは、 相手が自分を理解できなくてもある意味当然で 怒りも落胆もさほど感じなくなりました。
ただ、自分や家族の存在を軽くみられるような場面では 普通の人以上に私は怒ります。 怒りは健全な感情、これは今も感じていることです。
肝心なのはその表し方。 何に対してどうして怒りを感じたのかを意見として伝えないと ただの怒り損で終わってしまいますし、(経験済。笑) 感情に任せて怒ってしまっては、困った人扱いされるだけで 話も聞いてもらえないし、建設的でないんです。
今年で48才、歳女。(次の戌年でなんと還暦!!)
これから還暦に向かう中で、(笑) 今度は「自分の真実」でブレないを通り越し頑固にならないよう (すでにこの傾向は自覚していますが、) 柔軟性を持って年を重ねていきたいと思います。
ともに充実した2018年を過ごしていきましょうねー。
高天麗舟