『書と占い』

さいたまで活動している書家・占い師が日々の気づきをあれこれ書いています。

運びを活かすには

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今年から月に一度、書の師でもある野尻泰煌先生から

姓名判断の講義を受けています。

例えば、「さんずい」ひとつをとっても

巷の姓名判断では、3画で数えるのか、4画で数えるのか、

意見が分かれるところです。

書家が姓名判断?と思われるかもしれませんが、

姓名判断をきちんと観るには、

漢字が成り立つまでの歴史を含めた知識を理解していないと

理屈が通らなくなります。

そこまで「漢字」を理解して姓名判断の鑑定をしている占い師は、

日本にいないような気がします。

また、姓名判断というと、どうしても画数にこだわって、

「数合わせ」的な名づけになってしまうところですが、

私が占術として取り入れようとしている、この姓名判断

(泰煌式生命法といいます。「姓名法」でなく「生命法」です。)

の勉強をして、気づいたことは、

巡ってきた運を活かすためには、その方の性質というか本質というか、

精神のバランスがとても重要ということです。

これは、画数でないところで観るので

たとえ数合わせがパーフェクトであっても(もちろん良い方がいい)

それで解決するものではありません。

吉方位旅行で良い運を取り込んでも、

それに胡坐をかいて何の努力もしない人に

良い風が吹きにくいのと似ています。

とにかく奥深いです。

この泰煌式生命法、昭和初期の姓名判断が元になっています。

手相も四柱推命もそうですが、

大正時代や昭和初期の占術の本の表現は、非常にドギツイです。

「占いってコワそう…」そのものです。苦笑

そのあたりもどう表現するかを踏まえ、

さらに勉強を進めて参ります。

鑑定できる段階になりましたら、

またブログ、そしてホームページでもお知らせして参ります。

それまでもう少々お待ちくださいね。

 

高天麗舟